だから手に触れて 掴んでよ ぼくをなき者にしないでよ

ぼくはまだここにいるんだよ
忘れないで お願い お願い

4月29日。
屍肉の日です。
ネクロマンティック・カニバリズムですね。
日本中で屍肉を食らうイベントやフェスが開催されていることでしょう。
カニバリズムにも屍肉派とか生きたまま食べる踊り食い派とか生食派とか調理派とかいるんですかね。

世間的にはGW初日なのでしょうね。
病み上がりというか微妙に現在進行形で休んでる私にはあまり関係のない話ですけど…

3月のお話です。
3月9日ですかね。
何か熱っぽいなと思っていたその日の夜39度6分まで一気に熱が上がった。
でもまだこの時は風邪だろうし2〜3日寝てれば治るだろうと軽く考えていました。
ところが5日経っても一向に熱が下がらずここにきて流石に変だなと思い病院へ。
結果から言うと良く分かりませんでした。
今だに良く分かりません。
題名のない体調不良です。
肺が炎症を起こしてると言われ、白血球が異常増加してると言われ、点滴を打つのに失敗した注射ミスの小さな注射跡から血が溢れて止まらなくなり意識を保つのが困難な状態に。
後で兄から聞いた話ですが、この時には家族は呼び出され「抗生物質も何も受け付けなく、やれることはやりましたが後は経過観察くらいしか当病院としては出来ることがありません。覚悟だけはしておいてください」みたいなことを宣告されていたらしい。
そんなこととは露知らずではあったものの私は私で「死ぬかもしれない。死ぬのかな。死んじゃうんだろうな」と思っていた。
まあ、かろうじて死にはしなかったもののずっとベッドの上での寝たきり生活が始まりました。

3月中はずっと低くても8度台をキープし、とにかく怠くて、歩くのに失敗しよろけて転び靭帯を損傷し、そして本格的に歩行困難になり、家に戻ってからものたうち回ったり這いずり回ったりする日々でした。
足を使わない日々が続いたのもあり体力はめっきり減り靭帯は何故か治らず足をついて歩けない状態が一ヶ月以上も続きました。
4月に入ってからは熱は微熱になり肺の炎症も白血球の数も通常通りになりましたが歩けず仕舞いです。
靭帯ってこんなにも治らないものなのというくらい治りません。
でもスポーツ選手が靭帯の損傷で引退するようなニュースを見かけたことがあるような気がしているので靭帯の損傷とはそういうものなのかもしれませんがよくわかりません。
なので最近はリハビリの毎日です。
無理をすると熱も上がってしまうので自分に出来る範囲で出来ることをしています。

ロキソニンテープとテーピングでグルグル巻きにしサポーターでガッチガチに固めて杖をついて歩行練習をしています。
杖生活になって改めてこの世の不便さに驚いています。
今も頑張っています。
ゴールデンウィークまでには治したかったのですが無理でした。
焦らずやっていこうと思っています。

これがこの二ヶ月くらいで私の身に起こっていたことです。

アニメやドラマを見たり、昨日買った漫画もまだ読めていませんが読んだら、その辺の見たり読んだものの感想も書いて、日常を回復していきたいです。

希死念慮も相変わらずで死にたい気持ちも変わらないけど、私は我儘なので病気とか自分が望まない不可抗力で理不尽な死には抗いたいと天邪鬼な私は思うのです。
死ぬなら自分の死を死にたいので。

みなさまも風邪だからと甘くみないで素人判断をせず健康には気をつけて生きてくださいね。
みなさまの無事を祈っています。

 

[音楽]『δυσ-τόπος ~Dystopia~』アルルカン

私はアルルカンが好きという前提で、もっというなら私はアルルカンが好きだからこそという前提でお読みください。一個人の雑感です。私は前作『MONSTER』を最高傑作だと思っていてそこからシングル『PICTURES』までの流れに本当に感動したのです。だから期待をしていました、きっと次の作品は物凄いことになるに違いないと。例えそれが自分の好きなアルルカンとは違って前向きで私を置き去りにして進んでしまうとしても『PICTURES』で一歩踏み出し踏み越え踏み抜いた未だ見たことのない地平を見せてくれると信じて。でも蓋を開けるといつも通りのカッコいいアルバムでした。カッコいいならそれで良いじゃないかと思わないでもないけどいつも通りじゃ物足りないんだよ。本当に手放して一じゃなく元の位置のゼロ地点に戻っちゃったの? と思わずにいられなかった。それって言葉を選ばず悪い変換をするのなら停滞って言うんじゃないのかな。いや、カッコいいんだけどさ、カッコいいんだけどね、カッコいいからこそ、何かね。これは私の勝手な期待で、幻滅も失望もないし、これからも聞いていくんだろうけど、モヤモヤしたものが心に残って素直に絶賛できない印象だった。