吐き気がするほどロマンチックだぜ

確か一月の終わり頃に二月になったら頑張ると自分に言い聞かせてたような記憶があるけど気が付けば二月も五日目で何も頑張っていない。
ブログも十日ぶりの更新という為体。

昨日は友達のライブに行った。
客が居なくてしんどいということだったので。
何の情報も持たずに行ったけど行ってみたらオールドスタイルというかクラシカルなパンクバンドだったのでニッコニコになった。
私は外装はV系だけど内装はハードコア好きなので。
ここでいうところのクラシカルなパンクというのは簡単に言えば洋楽ならセックス・ピストルズで邦楽ならスターリンぐらいのものを指すとお考えください。
あくまでも私の中のイメージの話なので、ピストルズスターリンを同列で扱うのが正しいのかスターリンはクラシカルなのかは厳密には分からないしパンクスたちのそれぞれのプライドもあるかも知れないので深掘りはしません。
ざっくりにざっくりを重ね着して更にざっくりいうとメロコアが流行る前の感じと思ってください。
そんな感じです。
今も耳の中がぼーっとするくらいの大音量で歪んだ音を聞くのはいいなと思った。
ベースの人がマフィア梶田みたいな人だった。

午後は何となく暖かくて確かにあと一ヶ月もすれば春になるのも頷けるというような穏やかさだったけどライブ後の二月の風は酷く冷たくて切り刻まれるような寒さの中コンビニで買ったショコラ・ラテを駐車場で夜空を見ながら飲んだ。
星一つないから星を想像しながら目を瞑ったけど想像の星空は想像以上に綺麗に輝くので現実を軽く超えてしまう。

嘘をつくだけのアカウント(むみむいみ (@muimiphilia) / Twitter)をツイッターに作った。
嘘というと人を騙すことと結びつけられがちだけど、現実的や日常ではないとか本当のことを言わないくらいのニュアンスです。
私は嘘に愛されているし、私も嘘を愛しているので相思相愛。
私は嘘をつくのにとても向いていると思う。
だから、もっと褒めて。

チョコレート色の別れを乗り越えて春色の宇宙に自殺者だけ一杯に詰め込んだ死人列車で到達するまで私の二月は終わらない。

「私」という永遠の謎を「私」という探偵が解こうとする徒労の自作自演の上演は死ぬまで。

みんなは、どう?

 

[漫画]『鴨乃橋ロンの禁断推理』8巻 天野明

私の落ち度のせいで何故か永遠に最新刊に追いつかない。頭のおかしな犯罪と頭のおかしな犯人が出てきて個人的にはめちゃくちゃ好きな巻。

[漫画]『相続探偵』6巻 原作:西荻弓絵 漫画:幾田羊

銭湯の話は何となくふわっと良い話で纏まってたけど不穏な厭な話が続いてる。面白いからそれでいいんだけどね。