そうネ終りは あたり前の様にくるものだし

2023年が始まりました。
始まりましと言ってももう4日だけど。
ですが改めましてあけましておめでとうございます。
めでたいかは本当のところ分からないけど
それでも敢えておめでとうと言わせてください。
私がめでたいかはこの際どうでもいいし
これを読んでる人がめでたいのならそれで良いので。

去年から迷っていたことに踏ん切りをつけたかったから踏ん切りをつけた。
言わなくていいことや言わない方がいいこともあって
言わなければきっと自然消滅するまではなだからかに期待して
期待が却って自分を傷つけて苦しめる結果になるだろうと分かったから
言いたくないことだけど言った。
しかたない。
でもきっとそれも無視されて終わるのだろうけど
幽かに期待して無視され続けることで自分の精神が病むだけなら
それは終わらせるしかない。
自分を守るって言葉は便利だから大嫌いだけど
それでも自分を守るしかない。

これで良かったのかって思うし後悔もあるけど、それでも前に進むしかない。
もし私が無くして惜しいと思われるような関係や人ならその人だってきっとそれなりに努力をしただろうし無視もしなかったと思うから私はその人に取ってきっとその程度だったのでしょう。
悲しいね。
完全に自分に非があることでも許容を超えるものもある。

ここは知られてないから読まれることはないし
もし仮に知られてたとしても読むはずがないとは思うのだけど
ブログについても迷っている。
何処か読みたい人だけ読めるような招待制や限定公開の出来る良い場所があればそうしたい。
はてなも限定公開はできるけどはてなidを持ってる人しか選別できないのでそれだと不便。
まあ、ぼちぼち考えます。
それまではちびちび続けます。

いや、別にそうまでして続ける必要もないのだけれど。
何だろうね、新しい年。

なので、今年もよろしくは此処では言いません。

 

[本]『永遠でないほうの火』井上法子

ああ、とても大事で、だから大事に大事に抱え込んだらその力のせいで大事なものを壊してしまったような感覚が胸の湖に小石を投げ込んでその波紋を血液を使った全身に運んでしまった。喪失感とは違うけど空洞がある、空洞はきっと祭壇にすれば何を飾ってもそこには神様が宿るから美しさも痛みもその祭壇の中では等価値だ。それを歌にして取り出したらこんな感じになるんじゃなかろうか。低温火傷の水膨れのような不恰好な生きてる感じの、でも、美しいし。

それぞれの影を濡らしてわたしたち雨だった、こんな雨だった

煮えたぎる鍋を見すえて だいじょうぶ これは永遠でないほうの火

こんなにつめたくってもするんだね火傷 こころの海が荒れる否、凪ぐ

水を汲むように炎を組みあげる液体でないのだ本当は海は

日々は泡 記憶はなつかしい炉にくべる薪 愛はたくさんの火

ここはわたしの国じゃないけど踏む銀杏 またおまえから数えてあげる

運命にしだいにやさしくなりひとは災いとしてすべてをゆるす

研げば研ぐほど自分のほうが傷ついて氷のようにひかる未来

ふいに雨 そう、運命はつまづいて、翡翠のようにかみさまはひとり