青い海より光る星より僕はただ君をみていたかった

あらゆる熱が冷めていくのを感じる。
あら熱をとるとはこうい状態か。
すべてに飽きてしまった。
軀からも心からも力が抜けていく(悪い意味で)。
荒れ果てた庭を窓から見下ろしてるような気分。

なにも届かなかった。

何かが劇的に大きく変わるとは思っていなかったけど
少しくらいは期待していた自分を恥じたい。

「少々お待ちください」と言われて保留音が流れてる。
そしてそれがずっと続いてる。
保留と無視は同じこと。
電話代だけが嵩んでいく。
切ってくれた方が優しさだ。
関係性全般に言えること。

十一月も結局は嫌な予感に満ちている。

悲しいね。

信じていないわけじゃないけど嘘でもいいと思っている。
すべてのこと。

 

[漫画]『ラストカルテ ―法獣医学者 当麻健匠の記憶―』1、2巻 浅山わかび

気になっていたので読んだけどとても良かった。動物の死因などを調べる話。一つの症例に割く話数が短いので手軽な気もするけどそれでも扱われてる命の重さが軽くなるわけじゃないし一匹の野生動物にもドラマがあったり、いろいろと知らないことを識れたり、問題提起もあったりと盛りだくさんで面白い。感動する話もあるけど感動に振り切ってる感じでもなく少しドライな目線があるのもいい。

 

[音楽]『瞳にめざめて』My Hair is Bad

この感情や感傷を私が取り戻すようなことはきっとこの先ないのだろうと思うのだけれど、それでも幻肢痛のような感傷や幽霊のような半透明な感情が私の無いはずの部分を締め付けて打ちのめすのだ何度も何度も、何度も。