10月の窓は少し冷たくってイージーな悲しみが押しよせるさ

部屋のカーテンを変えたら部屋の空気が重くなって良い。
シリアスな部屋。

作業の息抜きにスマホで上海をするようになった。

前に命を粗末にするな的なことを言われたけれど、誰からも祝われない、望まれない、必要とされない、好かれない命や魂を私がどう扱おうが知ったことではない。もともと大切じゃないものに粗末も何もあったものではないのだからと思ったことを何故だか急に思い出した。

私は人が嫌いだから人一倍人を好きになる努力をしなければならない。

私が好きなものは私だけが好きなら基本的にはそれでいいのだけれど偶に好きなものを他の誰かにも知って欲しいという気持ちもあって此処はそれを書くための場所。
問題は私は根本的にコミュニケーションツールとしての言葉を上手く扱えないので好きなものは好きと良いものは良いということが他人に伝えられないこと。

私には揺るぎない一貫した確固たるものが全くないので気になるものを気になるように読んだり聴いたりしてるだけだから何の特性や特色のないブログでごめんなさい。

 

[漫画]『矢野くんの普通の日々』4巻 田村結衣

相変わらずゆるく気の狂った普通の日常でみんな可愛らしい。眼帯の下の眼に纏わる過去の因縁話があるっぽく少し不穏な空気が流れてるけど多分シリアスにはならないだろう。友達って良いよねって気持ちになる。

 

[漫画]『初色フォーカス』1巻 花田ももせ

私は恋愛脳に穴が空いてる恋愛ロボトミーなんだけどそれでも初々しくてようござんすねという気持ちになった。恋愛的なこともだけどそれぞれが目指すやりたいことの第一歩がなるべく優しく明るい方へ向かって欲しい。世界を切り取るカメラと世界を読み取る小説とそれぞれで見てる世界をそれぞれが見ることが出来ないからこそ「あなたの眼を通して見てる世界」を知りたいと思う気持ちを恋と呼ぶのだろう。