否定じゃない選んでるだけさ 君が君をつくるのさ

嫌な想像ばかりが膨らむ。
風船ガムのように口の中から膨らんでいく。
言葉は呪いだ。
でも、本当は呪いなんか存在しない。
けど、「呪い」って言葉の強さと万能さに酔ってるのも事実で、その事が自分の中で呪いめくものになってしまうという矛盾が発生する。
でも、呪いは存在しないと思う。
フルーツのチューインガムを噛んで憂鬱にチューニングを合わせていく土曜日。

WOWOWで録画してた中村佳穂のライブを観た。
心が踊る。

何も上手くいかない。

思い出したく無いことほど思い出して、考えたく無いことばかり考えて、忘れたいものほど忘れられなくて諦めたいことが諦め切れない。
好きなものをただ好きでいたいだけなのに執着に変わっていく。

青い薔薇は存在しない。
少しずつ青っぽい薔薇や青みがかった薔薇は出来てるけどまだ完全な青い薔薇は完成していない。
青い薔薇を青くするには白い薔薇に染料を吸わせて青くするしかない。
それでも、その人工さを、偽りを、嘘を知っても青い薔薇を美しいと思う気持ちの方は大事にしたい。

 

[漫画]『その着せ替え人形は恋をする』10巻 福田晋一

みんなで合わせをする前の準備段階の巻。鬱ゲーの話が面白かった。この世に無いゲームの話だけどやっぱりあーいう世界観の物語にカニバリズム的な逸話は外せないよね。自分が好きなものを否定しない人が周りに居るのって有難い。

 

[漫画]『チェンソーマン』12巻 藤本タツキ

第二部開始。チェンソーマンって音のしないジャンプスケアみたいな感じなんだよね。あれだけのことを経験して第一部ではそれなりに成長したような雰囲気が漂って終わったのにデンジ君が全く変わってなかったからストーリーや展開よりそれが一番ビックリした。