こころがいつかみたいに揺れるのだ

キャンプに誘われていたけど友達がコロナになったから中止。
アウトドア用の椅子だけが手元に残った。

日記の部分は書いてもいいし書かなくてもいいとは思っている。

悩んで解決しないことをいつまで悩んでいても仕方がない。
ただ解決しないからと言って悩まないことと忘れてしまうこととは別の話。
だから忘れないでいよう。

 

[本]『魔眼の匣の殺人』今村昌弘

一作目は映画で観たから読んでいない。ワトソンの存在意義や立ち位置そのものが少しズレてるのがバディものながら青春ミステリーとして良いアクセントになってるしオカルトとミステリーの配合もエンタメとしてバランス良く手軽に摂取できて面白く読めた。今回のテーマは予言と信心。

[本]『兇人邸の殺人』今村昌弘

一作目は映画で観たからいいかと思っていたけど読んだ方が良さそうだなと思わされるシリーズ三作目。今回は都市伝説的なものだけどどちらかというと科学サイド。不可抗力ながら奇妙な形で安楽椅子探偵の状況が完成する。関係性というより葉村君が立ち位置に覚醒する成長譚。

 

[漫画]『税金で買った本』4巻 原作:ずいの 漫画:系山冏

ハウトゥとも違うけど興味がありつつ知らなかったことを知れるので楽しく読める。トラウマ未満の感情の掬い方もご都合主義に陥らず悪くないと思う。ぬいぐるみのお泊まり会の話が良かった。

 

[音楽]『阿吽回廊』メトロノーム

自分の気分がもうそういう処に無いというのもあるのだろうけど一聴した感じあんまりと思った。けどシャッフルで何かの曲とかの間に挟み込まれて聞いてると「あれ、カッコいいな、もしかして良いアルバムなのでは?」と思えてきて改めてアルバムを通しで聞いてみると「あれ? やっぱ、あんまり」という不思議な感触のアルバム。曲は良いんだけど纏めて聞くのに私の気分や状況や感情や耳が追いついてないのでしょう。